LOGIN SOFCOM No.5(目次)
LOGIN SOFCOM No.5 / Winter 1996
目次
- 特集1 駆けぬけて 美少女ゲーム道
- 美少女ゲームってどんなゲーム?
- アドベンチャーツクール for Windows編
- マルチゲームScripter編
- Visual Basic編
- Dante98編
- デジタルビデオ編
- CGツクール3DⅡ編
- 制服向上委員会インタビュー
- 名作ゲーム徹底解剖特別編
- 特集2 3DCG技術 ポリゴンに目を向けろ!!
- ソフコンCD収録ソフト通信
- 読者が選ぶTOP10
- コンテストパーク
- SOFCOM NEWS
- 新鮮ツールソフト市場
- オーディオトラックindex
- 速報! RPGツクール2 SFC版公開!
- Klik & Playの威力をログインソフトが斬る!
- PC-FXGAで本格ゲーム開発!!
- 株式会社Ovi
- だんだんダンジョン講座
- 禁断ダンジョン
- 音楽ツクール講座
- Music Love
- クリエイターのためのネットワーク講座
- わくわくネットワーク
- 中二階 for Programing
- 特別講義 今日から書ける(だろう)フローチャート
- マルチゲームScripter講座
- Scripterでこの手にBIGマネー2
- Visual Basic講座
- VB講座NEO
- Delphi講座
- Delphiのススメ
- ガールドラッシュ出張編
- 天国ロックスペシャル!
- Q&A女王様 マリー・アンサーネットにお・ま・か・せ
- ソフコンCD収録ソフト 使用上の注意
- おいしいものは最後からひとつ前までとっとく団
- Digital Creators ~今号のデジタル作家紹介~
所感
第二の問題児である五号。毎回路線が違うとは言え今までイラストだった表紙が突然アイドルユニット制服向上委員会の集合写真に。
当時、マンガなら恥ずかしくないけど実写のアイドルが表紙だとなんかエロい!恥ずかしい!という気持ちだったのだが、後に聞いたところ、わりとそういうお年頃の読者が多かったらしい。
Wikipediaで見る限り*1、ちょうど今号が出た1996年前後で制服向上委員会自体にも路線変更があったらしく、微妙な背景が伺える。しかも今なお現役で活動しており2022年には30周年を迎えたらしい。
目次のテンションもなんだか変わっており、細かく煽り文が入ってたりする。が、しんどいので省略した。
実は今号で「コンテストパーク」がついに登場している。なので、発売日のタイムラグはあるとしても、正式には「1996年1月からソフコン誌上で行われていた投稿コーナー」がコンテストパークの正しい定義となる。
受賞作品は『Hymne』など。
なお今号掲載の『DARK FORCE 3』実はコンテストパーク受賞作品ではなく紹介記事もない「隠し作品」のカテゴリ。人気作ゆえに隠れていないのだが、諸事情があったのだろう。
諸事情と言えばOVIシリーズ初の読者原作作品*2となる『放課後に鳥を追って』だが、作者はペンネームで参加してるのに、一部ページで堂々と本名掲載され、奥付にはペンネームも本名も記載されていない*3。事案である。顛末は次号にて。
その他のコーナーでは、フローチャート講座が地味にちゃんとしている。
今どきネットで調べればいくらでも出てくる内容ではあるものの、当時しっかり読んでればよかったな……。
シューティングツクール講座はそっと消滅。
この講座、最初から最後までツクール作品のテクニック解説に終始していて、シューティングゲーム作成の話がまったく出てこなかったのでネタ切れと共に終わった印象。近年のプラグインやテクニック一辺倒の風潮を思わせる。
前号で作品名を出してもらえなかった編集のドッターの人が、今号ではシューティングゲームを二つも作っている。が、やはり紹介記事は無い。
この作品を元にバランスの取り方とか特集すれば講座存続できたと思うが。あとそんなに短期間にゲーム作れるのすごいな。
ナカガワ書店は公式に閉店告知、コーナー改名と担当者変更でナカガワ氏は別事業へ……と思いきや、ツクールシリーズとは因縁深い関係に。こちらの顛末は9号あたりで。
お便りコーナーには常連作品投稿者に混じって後にRPGツクールのメインプログラマとなる尾島陽児氏がいる。
画像形式について質問しているので、この頃からDANTE98Ⅱを作り始めていたのかもしれない。